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就業規則ってなんで作るんですか?

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私の場合、特にこだわりがないなら、無料でつくれますよ~ってお客さまにご案内してます笑

けれどもお客さまからは高額でもいいから有料の就業規則を作ってほしいという依頼が来るのは、理由があるからで…
 

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こんにちは!

『助成金に強い社労士事務所』宮本人事労務パートナーズ代表の宮本です。



先日、飲食店を数店舗経営されている社長より有料の就業規則作成のご依頼をいただきました。


就業規則を作成する理由をお聞きしたところ、知り合いの飲食店経営者が従業員から訴えられ、未払い賃金を払うことになり店舗を休業することになったそうです。

(ちなみに北陸にあるお店です。恐ろしや。)


うちの会社の場合は毎月ちゃんと給料を払っているし、そんなこと起こりえないな!

…と考えている経営者は要注意です!


助成金申請を行うために、多くの業種の給与計算を見させていただいていますが、月給の方を時給換算して計算してみると最低賃金を割っていたり、残業代の計算が誤っていることがかなり多いです。


なかには、正社員さんから訴えられた場合、1名あたり、300万円近く未払い賃金を請求されてしまうようなケースもありました。


そういったトラブルを回避するためにも自社にあった給与体系の構築や計算ルールを会社のルールブックである就業規則に明記する必要があります。


正直、厚生労働省のサイトを使えば、無料で就業規則を自動作成してくれるツールも公開されています。


しかし、残念ながら自動作成ツールを利用して作ったとしても、自社にあった給与体系までは提案してくれません。


結果として、自動作成した就業規則どおりの運用が難しくなり助成金も、もらうことができなくなってしまいます。


オリジナルの就業規則を作成すれば、自社にあった給与計算をすることができるので、人件費の削減や社会保険料の適正化も行うことができます。


あるいは、問題社員の対策についても就業規則でおこなうことができます。


就業規則がないことにより、従業員の統率が取れなくなって、結果的にお客さまに迷惑をかけてしまい、会社の信用がなくなったら、社長にとっては死活問題ですよね?


オリジナルの就業規則を作れば、従業員さんを統率するためのマニュアルができあがります。


休まずに働くのは苦痛じゃないんだけど…
従業員のヒトに関する問題は関わりたくなくてね…
と考える社長は多いのではないでしょうか?


そういった社長には自社オリジナルの就業規則を作成することをオススメします。


高額な就業規則を作ったとしても、
・未払い賃金のリスクが減らせること
・人件費削減や保険料を適正化できること
・問題社員の対策ができること
を考えると、費用対効果は大きいです。


就業規則をきちんと整備することにより助成金ももらえて、元が取れますので、作って損はないですね!


もし、助成金はもらう気がないし、問題社員のトラブルも人件費にも困ってないし労基署から作れといわれたから、とりあえず作っとくかな~

…という方は、自動作成ツールを使うか、3~5万円程度で就業規則を販売している社労士に頼むことをオススメします^^

 

ご参考になれば幸いです。


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代表 宮本 欣弥
 

2020年02月17日 10:00
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