2024 キャリアアップに関わる助成金

さて本日は、キャリアアップに関わる助成金を２つをご紹介します🎉
中途で戦力を増やしたい会社さん！
50代のパートさんがいらっしゃる会社さんは必見です👀

①キャリアアップ助成金（正社員化コース）
②65歳超雇用推進助成金（高年齢者無期雇用転換コース）

こちら２つの制度をわかりやすく🎵丁寧に🎵解説していきます！
ぜひ皆さん最後までお付き合いくださいね😌

キャリアアップ助成金（正社員化コース）

言わずと知れた大人気助成金！
例年、数ある助成金の中でも、当社の申請件数№１の制度です。

こちらは、契約社員やパート・アルバイトさんを正社員に転換した場合、１人あたり80万円の助成金が支給される可能性のある制度です。
１年度内に20名まで申請が可能！
これまでの受給額は１人あたり、57万円でしたが、2023年12月１日以降に正社員転換した場合は、その額が80万円と、大幅UPしました😲✨
ただし、正社員転換6か月後に40万円、12カ月後に40万円と、分割して支給されます。

『契約社員』って何？という質問をよく受けますが、大きな違いは契約期間です。
契約社員は契約書で決められた期間を働いてもらう「有期雇用」であるのに対し、正社員は定年まで勤務できる「無期雇用」、つまり期間の定めがないんです。

中小企業の経営者としては、はじめから正社員で雇うということは勇気がいることだと思います。
面接のときは経験や技術、実績がある…といった威勢のいいことを言っていたけど、実際に一緒に働いてみると、社長の言うことを聞かなかったり、新しい環境になじめず、結果が出せない…ということもあるかと思います。
そういったケースを考えて、まずは契約社員として有期雇用をして、実力や適正を見極める…という施策を取られている方も多いように思います。

もしそのような一旦、見極め期間として契約社員を採用している企業でしたら、こちらのキャリアアップ助成金を利用しない手はありません！
入社以後、契約社員の適正の見極めや教育によるスキルアップを行い、その後、正社員としてキャリアアップしていただければ、助成金獲得のチャンスがあります✨

具体的なスケジュールとしては、以下の通りです。

👉社内規程を整えて内定時に契約書を作成しお渡しする
👉キャリアアップ計画書を行政機関に提出する
👉有期契約で6カ月以上勤務していただく
👉正社員として勤務するにふさわしい方であれば、正社員に登用する
👉正社員にして6か月後に助成金申請第①回目（40万円）
👉正社員にして12か月後に助成金申請第②回目（40万円）

ここで！！
需要な注意点についてもご案内します。
『正社員化』する際には、大事な３つの条件があるんです。
これを１つでも怠ると助成金は支給されないので注意してください。
条件は以下の通りです。

①給与を３％以上UPさせる
②年１回の昇給制度の対象とする
③賞与制度、または退職金制度の対象とする

さらに注意点です！③については、金額の縛りもありますので、要チェック！
賞与の場合、年間11万円以上の支払いが必要です。
退職金の場合は、月々3,500円以上の積立が必要なんです。
少しでも上記の金額を下回れば、いくら支払いの対象としていたとしても、助成金は支給されませんので、ご注意くださいね。

厳しいな…という印象ですよね💦
名前だけ正社員にしたとしても意味がありませんので、正社員にしたならば、しっかりと正社員としての待遇を与えてあげてくださいね。
また、助成金ありきで正社員には絶対にしないでください。
あくまでも正社員としての能力がある方を正社員登用しないと、社長の右腕はいつまでたっても育ちませんよ！

ですが、嬉しいご案内も🎉こちらのキャリアアップ助成金（正社員化コース）を申請する会社さんで、はじめて契約社員を正社員化する計画を作られる方にはプラス20万円の加算を受けられる可能性があるんです👀
つまり、第①回目の40万円と第②回目の40万円に加えて、20万円の加算があり、合計100万円の受給の可能性が😃✨

とっても嬉しいこの制度。
中途採用の予定がある会社さん、現在募集中の会社さんは是非この制度を有効にご活用ください🎉

65歳超雇用推進助成金（高年齢者無期雇用転換コース）

こちらは、有期契約の50代のパートさんを定年まで働ける無期契約に転換するだけで、30万円を受給できる可能性がある制度です。
社内に毎年、契約更新をしているような50代のパートさんはいらっしゃいませんか？
契約期間終了時期になると、毎回、流れ作業のように契約更新をされていませんか？
信頼もおけて、しっかり仕事もこなしてくれるパートさんであれば、いっそのこと期間の定めを取っ払って定年まで働いていただく無期契約にしてはいかがでしょうか？？

正社員にするわけではないので、キャリアアップ助成金の正社員化コースのように、厳しい条件はありません！
✅雇用期間が6カ月～5年以下である
✅50代である
✅有期契約である（期間の定めがある）

以上3つの条件に当てはまる方の契約を『無期契約』にするだけでOK！
スケジュールは以下の通り。

👉社内の労務環境を整備し、対象となる従業員にしっかりと契約書を渡したうえで、更新をしている
👉行政機関に計画書を提出する
👉有期契約から無期契約に雇用転換する
👉転換6ヶ月経過後に助成金申請（30万円）

年間10名まで申請が可能なので、最大300万円受給できる可能性が👀✨
転換時に、時給を上げる必要もありませんよ🎵

知らなきゃ損なこの制度！
条件に当てはまりそうな会社さんは是非詳細チェックしてみてくださいね😉

さて本日は、キャリアアップに関わる２つの助成金を紹介しました。
いずれの制度も言える重要なポイントを最後に１つだけお伝えしましょう。
それは、法律に沿った労務管理ができているかどうか。

✅正しく給与計算できていると自身を持って言えますか？
✅未払い残業代はありませんか？
✅出勤簿は毎日、始業・終業時刻を管理していますか？

等々、労働法に違反している場合は助成金は支給されません。
知らず知らずのうちに労働法に違反している会社さん…実はすごく多いんです。。。

給与計算は自社で行っていて、顧問社労士がいない会社さんは特に注意です。
ベテランの事務社員がずーとやってくれているから大丈夫…なんて安心しきってませんか？
その方は、毎年の法律改定をしっかりチェックされていますか？

どうしよう…不安になってきた…
助成金受給の基礎となるのが『正しい労務管理』！
まずは自社が正しい労務管理をできているかどうか？助成金が受給できるかどうか？
気になりませんか？

そんな会社さんは、是非一度『助成金に強い社労士事務所』宮本人事労務パートナーズにご相談を。
労務管理のチェックから助成金の申請代行まで全て無料で承ります！！！
費用が発生する時は『助成金を受給できた場合』だけ！！！

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まずは一度こちらからお気軽にお問合せ下さい。