記録的な大雪！当社も助成金を活用して除雪機購入を検討中！

はじめに

※こちらで紹介する助成金は2024年12月27日をもって申請が締め切られたため、
来シーズン(2025年-2026年)に向けて除雪機を購入する方向けのブログになります。
今のうちに、北陸の水分を含んだ雪でも対応できる除雪機を探しましょう！

2025年2月4日ごろから、警報級の大雪となり、石川県でも加賀地方の小学校が休校となるなど、積雪による影響が各地で報告されています。特に北陸の雪は水分を多く含み、重たいため、除雪作業は非常に大変です。当社も事務所に隣接する駐車場を借りているのですが、一晩明けると、凍ってガリガリ…従業員が駐車場で身動きがとれなくなって、朝から除雪作業をずっとおこなっていました。そんな中、効率よく除雪を行うために除雪機の導入を検討される方も多いのではないでしょうか。当社も人力で行うのはしんどいので、来シーズンに向けて除雪機の購入を検討中です。

この記事では、北陸地方の雪に適した除雪機を私がリサーチしてみましたので、その内容と、購入費用を抑えるための助成金情報について詳しく解説します。

この記事を書いた社会保険労務士

宮本　欣弥
（みやもと　きんや）
宮本人事労務パートナーズ代表。石川県金沢市出身。金沢市を拠点に、全国対応で助成金申請に注力した社会保険労務士事務所を運営。着手金０円・顧問契約不要で助成金申請を代行。中小企業の経営者や個人事業主を中心に、助成金を活用した経営改善を提案している。

　　詳しいプロフィールはコチラ

１．除雪機どれを選ぶべき？　　　　　　

２．2024年助成金で除雪機を購入するならこの２つ！

３．業務改善助成金とは？　　

４．働き方改革推進支援助成金(労働時間短縮・年休促進支援コース)とは？　　

５．少しでも気になったら…　　　　　　

１．除雪機どれを選ぶべき？

北陸地方の雪は、太平洋側のサラサラとした粉雪とは異なり、水分を多く含んだ重い雪が特徴ですよね。先端がプラスチックのスコップを使って割れることがあったり、鉄のスコップでガリガリ氷を剥がすようなイメージです。それだけに雪かきは重労働。当社の従業員も雪かき中にぎっくり腰になってお休みするなんてこともありました…
人力で雪かきをしようと思うと、軽く１日１時間以上かかるので、早く電動の機器を導入したいと思っていました。
ベタっとしているときでも対応できる除雪機にするか、雪が降り始めのサラっとしたときに手軽に利用できるものを選ぶか悩みどころです。

そこでとりあえず福井のカズチャンネルさんの除雪動画で情報収集してみることにしました。
https://youtu.be/0iFu_dIVPjo?feature=shared
出典：【ヤバい実態】購入注意の除雪アイテム4選

こちらの動画で紹介しているのは以下の５種類

（手動）雪かきスノープッシャー https://amzn.asia/d/3T8EmDu
（電動）Aero Tools MK-1 https://amzn.asia/d/dIfxMyv
（電動）HAIGE 電動除雪機 https://amzn.asia/d/0qjZRMY
（手動）YARD　FORCEスノースコップ https://amzn.asia/d/jb5sPL2
（電動）Toro 38361 パワーショベル https://amzn.asia/d/9i5co5l

最後に紹介している電動パワーショベルがいいなーと思ったんですが、当社の場合、駐車場が少し離れているので、電源が取れません…

そこでAMAZONで見つけてきたのが、こいつです。
https://amzn.asia/d/hwwk7gF

作戦としては、この機器を【２台】助成金を使って購入して雪がベタっとしないうちにササっと除雪！コードレスで持ち運びもそこまでつらそうじゃないので、女性従業員が多い当社でも使いこなせそうです！

もしこの２台を使ってみて、さらに強力な除雪機が欲しくなったら、再度、助成金を使って、ヤマハなりホンダなりの除雪機の購入を検討することとしました！
当社の現在の状況なら、毎年、助成金を活用して、機器購入の補助を受けることもできそうです！
具体的な助成金の内容もこの後、説明しますが、助成金を使えば当社でも手が届きそうです！
※来シーズンはこちらの機器の使い勝手をレビューしてみたいと思います！

≪全国対応≫
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まずは一度こちらからお気軽にお問合せ下さい。助成金の専門家である社労士が対応いたします。

２．2025年助成金で除雪機を購入するならこの２つ！

除雪機を購入するときに使える助成金ですが、当社としては約80種類ある助成金の中から、次の２つの制度をお勧めします。

①業務改善助成金

②働き方改革推進支援助成金

２つとも、昨年に引き続き今年度も残った大人気の助成金制度となります。

３．業務改善助成金とは？

簡単に言うと、『最低賃金＋50円以内の方を賃上げすると除雪機の購入費用の最大80％が助成される』制度です。
申請できるか確認するために、まずは事業をおこなっている地域の最低賃金を確認して、その金額＋50円以内の従業員がいるかどうかを確認しましょう！

参考：地域別最低賃金の一覧（令和６年度）／厚生労働省

例えば、石川県の最低賃金は984円です。
時給換算で1,034円以下の従業員を雇っている会社であれば、申請できる可能性が高いです。
仮に最低賃金の984円で従業員を雇っている場合、賃金を30円以上引き上げて、今後は、1,014円以下では従業員を雇いません…と会社のルールブックに明記していただければ、条件はクリアとなります。
当社の場合、時給1,000円のパートさんがいますので、この方の時給を60円アップさせることで、助成金を獲得しようと考えています！
（どうせ毎年、10月に最低賃金が50円以上、上がってしまうのなら、助成金を使って賃上げしたほうがお得ですね。）

気になる助成額についてはコチラ↓↓
※除雪機の購入費80％の額と、下記の表を照らし合わせた額のどちらか低い額が支給されます。

業務改善助成金_助成上限額

業務改善助成金／厚生労働省

業務改善助成金の活用事例（除雪機）

2024年の最低賃金は過去最高の平均51円引き上げとなりました。
政府は2029年までに最低賃金1,500円を掲げています。
今後も引き上げが予想されるため、助成金を活用してコスト削減を図りましょう！

この助成金制度が来年以降も残っていれば、最低賃金＋50円以内の従業員がいる場合、毎年、機器購入の補助が受けれそうです。
条件を満たせば、タブレットなども下りる可能性もあるので、当社では除雪機と抱き合わせて、購入できないかも検討しています。

【全国対応】気になる方は無料相談をご利用ください。
「除雪機のブログを見て」とおっしゃっていただければスムーズです！

４．働き方改革推進支援助成金(労働時間短縮/年休促進支援ｺｰｽ)とは？

簡単に説明すると「休暇制度の導入により、除雪機の購入費用の最大80％が助成される制度」です。
休暇制度は、以下の制度を導入する（会社のルールブックに入れ込む）必要があります。

①有給休暇を時間単位で使える制度(例：体調不良で２時間だけ有給を使って帰れる制度)
②ボランティア休暇制度(例：震災ボランティアに行く方に特別休暇をあげる制度)
③有給休暇の計画的付与制度(例：毎年、誕生日に有給を使って休んでもらう制度)

なんだか難しそうな制度だな～と思われるかもしれませんが、内容を丁寧に説明させていただくと、皆さんご理解いただいてこちらの制度を使って機器を購入すると決断されます^^

助成金の額は、ＡとＢいずれか少ないほうの金額になります。
A
機器の金額の80%（※常時使用する労働者数が31人以上の場合は75%）

B
休暇制度の①と②を実施する場合→２５万円
休暇制度の③を実施する場合　　→２５万円
従業員の賃上げをする場合は下記の表の額を加算

働き方改革推進支援助成金（労働時間短縮・年休促進支援コース）／厚生労働省

こちらの助成金は業務改善助成金のように、最低賃金＋50円以内の従業員がいない場合でも申請できます。
正社員しかいない…というような会社さんはこちらの制度を使えば、除雪機の補助を受けられる可能性がありますよ！